「No Time to Die」が公開中ですね。
子供の頃は月曜ロードショーとか、水曜ロードショーとか、金曜ロードショーとか色々な映画番組があったような気がします。
番組では「刑事コロンボ」や「007」なんかしょっちゅう流れてた記憶があり、正直言うと「またやってんのか?」と子供心に思っていたもの。
(勝手に思い込んでたかもしれませんが・・・)
そのため「007」をとても毛嫌いしていました。
が、だいぶ前に「ロシアより愛をこめて」
これを見てからすっかり007のファンになります。
これまで60年近く続いたシリーズですが、今のボンド役で6代目。
その中でも私のオススメは、初代ボンドの「ショーン・コネリー」。
理由は色気を感じるから。
私から見た007は「色気とユーモア」があり、「喧嘩もそれなりに強く」
「銃を使いこなし」「とっさの判断でピンチから逃れ」
「与えられた司令をこなしていく」。
そして女たらし!
そのためボンドは「スマートに何でもこなし」「恋多き男」というイメージ。
どちらかと言うと硬派ではありません。
が、そんなボンドが好きです。
男から見ても、惹きつけられる男。
昔は、007=「ショーン・コネリー」や「ロジャー・ムーア」のイメージが強いようだったので、その前後で007を演じた俳優さんは相当プレッシャーもあったようですね。
そして今のダニエル・グレイグに変わったのが15年前。
当時はぼろっカスに言われてたそうです。
「金髪のボンド」とか「青い目のボンド」、映画を見れば「これまでと違う」など色々あったよう・・・。
私も初めてみた時は「今までとぜんぜん違う」でした。
ただそれは「硬派なボンド」そんな感想からで、これまでと違った意味で惹きつけられた私です。
その後も否定的は意見は続きましたが、新作の度に評判も上がっていったような気がします。
一度降板を申し入れたこともあるようですが、簡単には辞めさせてくれなかったみたいですね。
なんせ、「ジェームズ・ボンド」ですから。
ここまで色々あったようですが、前作から6年空けて、待ちに待った今回の新作。
実際フタを開けてみると、最高のボンドとの声も多く、
「ダニエル・ボンド」と呼ばれていました。
それだけ「完成度が高い」と評判だったんでしょうね。
これまでの007はそれぞれ単発映画でしたが、ダニエル・グレイグになってからは全てが続編になっています。
映画の中では硬派なイメージのボンドでしたが、実は男の女々しさも見えたりしています。
人間味があって弱さの見えるボンド。
その辺もこれまでとは違った007のような気がしました。
新しい007のイメージが定着したダニエル・グレイグ、残念ながら今回で降板することに。
これは私の感想ですが、これまで相当なプレッシャーや悪い評判もあったんだとと思います。
「ジェームズ・ボンド」という過去のイメージが出来上がっていましたから。
でも、
ダニエル・グレイグという役者が
「ジェームズ・ボンド」という指令を15年掛けてこなしたような、作り上げたような、そんな気がしました。
これが最新作を見終わって、ダニエル・ボンドシリーズを見終わっての感想です。
やはり「ジェームズ・ボンド」は何歳になっても私の憧れです。
ちなみに「ジェームズ・空気」という名前ですが、ジェームズ・ボンドから来ていました。
「スマートにこなして、空気のようにあって当たり前、でも全く目立たない」
そんな存在目指して、日夜修行しています。
ご覧いただきありがとうございました。
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