今はほとんどが書類選考で、なかなか面接までたどりつきませんね。
せっかく通っても落ちるし、入ってもヒドイ会社だったとか・・・。
採用する立場から言えば能力や人間性を見てるのかもしれませんが、受ける立場から言うと面接時の印象ってその会社を表してる気がします。
結果論かもしれませんし、長い年数いて分かることもあるかもしれませんが。
ここでは過去にあったことや、今の求職中にあったことを書いてみたいと思います。
面接中に灰皿を取りに行く工場長
その会社では、専務と工場長との面接でした。
持参した書類を見てもらってるあいだ、出されたお茶を勧められます。
「あ、いただきま・・・」
急に工場長が立ち上がり、部屋から出ていきました。
仕事のことで出ていったと思いきや、数十秒で何かを持って席へ戻ります。
そして、「シュボッ」と聞き慣れた音が。
向かいには、私の履歴書を見ながら煙を吐く工場長。
「ちょ、オマッ・・・タバコ」
数分の沈黙の後、これまでの経歴や前職の退職理由を聞かれたり、会社での作業内容などの説明を聞かされます。
多分15分くらい話したと思います、そのあいだにタバコ3本は吸われてましたね。
初めてでしたこんな人・・・。
ちょっと「非常識な人だな」と思いながら話を聞いていましたが、今度は専務から衝撃の事実を告げられます。
この会社で出した求人の勤務時間は、朝~、昼前~、昼過ぎ~の変則の3交替。
私は夜勤が苦手なのでここに応募したのですが、実際は朝7時~と夜19時~の12時間勤務の2交替。
職安には嘘をついて求人を出していたとのこと。
「~~の理由でやむを得ず時間を変えて出しました」
と面接時に専務が言っていましたが、後から他の会社の人に聞くと
「そんな理由は無い !」
何だかんだ言われながらも「良ければ来てみたら」と工場長から。
その場で採用が決まりました。
その受かった会社ですか?入って仕事しましたよ。
8ヶ月も仕事が決まらずアセっていたんですね、冷静な判断ができませんでした。
そして入ってみると、面接と同じで「しっちゃかめっちゃか」でした。
うまいこと言って残業代減らされる、サービス残業強制。
有休は認めない、必要な物は自腹、あちこちで怒鳴り合い、イジメ。
セクハラ、パワハラ。
人の出入りが激しいので育たない、万年的な要員不足で3人分の仕事を1人でする。
そのため夜勤では走り回って仕事・・・。
日本全国にある工場で、クリーンルーム内を走り回ってるのはここだけではないでしょうか?
普通クリーンルームって外気を遮ったキレイで静かな場所なんですけどね。
こんなことしちゃ、ダメです。
挙げればまだまだありますが、入社前から労働基準監督署が何度か入っていたそうです。
これは15年以上前にお世話になった会社で、あまりの激務で2年も続きませんでした。
これで手取り12万円台・・・。
同期入社も数週間から数ヶ月、最後はほぼ同時期に辞め、後から入ったのもみんな辞めていきました。
数年は続いたそうですが、私がいた部門は崩壊したそうです。
会社は今でも残っていますが、揉め事が多く大変みたいですね。
実はこの工場、専務と工場長にも驚きましたがそれ以上のワンマンがいたんです。
ご覧いただきありがとうございました。
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