翌々週、結果を聞きに病院へ。
先生からの言葉は意外とあっさりでした。
「初期の肺ガンです、手術しましょう」
年明け早々の宣告・・・、おせちもまだ残ってます。
覚悟はしてましたが、やはりショックですね。
言われた瞬間、ちょっと「天竜」入ってるこのオッサンのような感じだったと思います。
涙が出そうでした。
親も泣きそうな顔してました。
動揺したせいで、先生とはあまり話が出来ません・・・。
手術は更に大きな病院で行う事になり、3週間後に診察予定です。
最後に「治療が落ち着いたら、こちらで診てもいいですからね♡」と。
すいませんが、今はまだそんな先の事は考えられません・・・・。
まだ「ガン」を受け入れることが出来ていません・・・。
ここまであっという間の1か月でした。
掛かりつけの病院での診察から、今日のガン告知まで。
「ガンなのか」という気持ちと「いや意外と大丈夫かな」という気持ちがあったり。
いつもはすぐ気にするのですが、都合が悪くなると逃げ出したくなって。
今日の今日までわずか1%でもガンでないことを信じていました・・・。
夜になると酒を飲みながら「大丈夫かもしれないから飲んでもいいだろ」とか、
でもどこかで「もう飲めなくなるのかな」なんて気持ちもあったりで。
よく「まさか自分がガンになるなんて」、こういう話を聞きますが本当にそうでした。
「あんな元気に生活していたのに」とか、「タバコはやめたのに」とか、自分は悪くないような考え方をしてしまいました。
「ガン」と言われると冷静に物事を考えることが出来なくなります。
そして、余計なことばかり考えてしまいます。
経験して初めて知る、人の気持ちです・・・。
この頃の体調はしばらく続いている睡眠障害のための寝不足、キュンとする胸の痛み、何もしていなくても痛い左肩、背中から肩に走るピリピリしたしびれ、これらの症状がいつもありました。
仕事はずっと休んでいて、無理もせず家で大人しく過ごしています。
それでも以前より症状が悪化しています。
これがガンという病気なのでしょうか・・・。
それとも何もしていないから、かえって体がなまったのか・・・。
不安を覚えながらも、今晩もお酒を飲んでしまいます。
すっかり忘れていましたが、 次回の診察までに 「限度額適用認定証」を準備しなければ。
これがあると、決まった金額以上の医療費を払わずに済みます。
私みたいに手持ちのお金のない方は必ず準備を!
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