最後に「気管支鏡検査」です。
器官や肺の内部の観察と、ガンと思われる部分の生体を取る検査です。
胃カメラが肺カメラに変わった物?(ですが胃カメラより細いそうです)
私は検査当日に入院、午後からの検査でした。
胃カメラではいつも麻酔が効かず、いつも「ゲーゲー」いってるので先生に
聞いてみました。
「ほとんどの人が検査終わるまで麻酔効いてます」
「気が付いたら終わってた」とか言われますよ♡。と。
(男の先生ですがそんな言い方です)
いよいよ検査室へ。
のどに麻酔をし、ベッドで横になります。
(麻酔は胃カメラの時と同じ感じでしたが、何度かされました)
あとは点滴で麻酔を・・・そして眠くなった。
が、目が覚めた!
落ちてきたタライが頭に直撃したくらい・・・、の衝撃でしょうか?
あまりの苦しさにわけがわかりません。
やっと気づいた時は「苦しいよ、痛いよ、おぇぇぇ・・・」これだけ。
吐き気とゲップ、何より気管支鏡の動きが痛い。
いや、存在そのものが痛い・・・。
(もう全否定で、病院から走って逃げ出したいくらいでした)
それからが長い、たぶん数分のはずですが・・・。
多分このへんで検体を採取するのかな?したのかな?
いや、そんな悠長な事言ってられない。
「早く取れ!」「早く抜け!」「オレを自由にしろ!」
こう叫びたいくらい、でもカメラ入ってるから何も言えない・・・。
そして、「もう終わりましたからね」と苦しさをガマンしながら抜かれていきます。
私の周辺には、涙とヨダレと鼻水と・・・思い出の品が残っています。
やっと終わりました。
もぅね、女性に告白して、その返事を聞くまで待ってるくらーーーい
長かったです。
それと、胃カメラと比にならないくらい、
「本当に痛くて苦しい・・・」
おかげでその後の胃カメラは楽に感じます。
部屋に戻るまで少し時間があり、先生に話しかけられました。
「転移してないので、手術出来ますから安心して下さいね」
(この時点で「ガン」確定だなと思いました・・・)
「正月は安心して過ごしてくださいね」
そして、「空-気さん、お酒飲みますか?」 ←多分これが麻酔が効かない原因。
どうしてもコーヒーが飲みたくて看護師さんに「コーヒーを買ってきていいですか?」と聞きますが、無視され飲めませんでした。
翌朝、「コーヒー買ってきていいですか?」これも無視されます。
数時間後、無事退院出来ましたがそれまでコーヒー飲ませてもらえませんでした。
「検査結果は次回の診察時に。そして、家族と来て下さい」とのことでした。
この頃、声を出そうとしても思うように出せないことに気づきます。
声を出すのも苦しく、息苦しさも感じていました。
ランキングに参加中
よかったらポチッと!